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おすなば(公園での英会話)

この文章は「ハワイ生活よもやま話」98/7/6 および 99/1/14アップ分、ほかの拙文をもとに、再構成しました。


白玉はできる限り毎日、こどもたちのためにお散歩に出るようにしていました。子連れで外出すると周囲の人とこどもをサカナに世間話をする機会が多く、今までにも目からウロコの英語を多く耳にしてきました。その中から印象に残った単語や表現をご紹介いたします。

<ベビーカー(stroller)でお出かけのときの表現>

sober 笑いもせず、泣きもしない、きょとんとした表情を示す形容詞。でも会話で使われることはあまりなく、だまっている赤ちゃんは SO CUTE! と言われることが一番多かったです。白玉もよその赤ちゃんを見るたびに So cute! と声をかけます。
【2002/4/7加筆】また adorable と赤ちゃんをほめると So cute! よりも上品に聞こえます。着飾った系の年配のおばさまが柔らかく低く、でも大きな声で「はぁうあどぉおらぶる!」(How adorable!:まぁ愛らしいこと!)

chubby(チャビィ)赤ちゃんの顔や手足が「ぷくぷく」な様子。ほめ言葉らしい。長女が生後7〜8ヶ月だった頃よく言われました。身体がしまってくる1才ころにはもう cute に変わっていたので、動きがよくなる直前の、いちばん赤ちゃんらしい時期特有の言い方らしいです。

「ちゃっびぃ〜」は、地元のおばちゃんたちが、声を裏返らせてよく言ってくれました。
「はぁ〜い、きゅうてぃ〜?ゆ〜ぁすまいりんとぅ〜みぃ、あん、ゆぁふぅ〜っと!(ここでこどもの足をさわって)は〜うちゃ〜っびぃ〜〜、きゅぅ〜とれぇ〜ぐす!」って感じですね(^^;)これ、ちゃんと文字で書くとこうなります:
"Hi! cutie! You're smiling to me! And your foot! How chubby! Cute legs!"

Happy baby! 「にこにこした赤ちゃんね!」ちなみに「ぐずって」いるときは Oh,she is UNHAPPY! と言われます。cranky(不機嫌、ぐずった)なんて単語を知らなくてもOK。

Lucky baby! これもほめ言葉だと思うけど、人見知りせずにこにこしている赤ちゃんの場合に「おかあさん、機嫌のよい赤ちゃんでよかったですね」という響きがあるのかもしれない。ありがたいことに、白玉の長女も次女も、大変そとづらが良かったのです(^^;)

sleep away <口語?>熟睡する。ストローラーの中でぐっすりの赤ちゃんに、おばさん達が "She's sleeping away!"「まぁよく寝ちゃってるわねぇ」などと言いました。

<公園で聞いた表現いろいろ>

まずはクイズです。「お砂場」って英語で何と言うでしょう?sandfield?これじゃあ運動場全体が砂みたいで変ですよね。実は sandbox と言うんです。白玉の行きつけだったアラワイ公園の隅にフェンスで囲まれた遊具のスペースがあって、その一部にやはりフェンスで仕切られた7〜8m四方のお砂場があるのですが、ちょうど脇のあずまやで休憩していたおじいさんと話をしてたら、そう表現していました。空間なのに「箱」って日本人の感覚では変に聞こえますが、アメリカでは「こども用のお砂場」っていうと、公園にブロックでしつらえられた空間ではなくて、プラスチックの大きな皿にプラスチック製のふたがついた「砂箱」を指すんです。ふつうの家の庭でも砂場を掘らないで、こういうのを石畳に置いたりしてこどもを中で遊ばせるんです。おもちゃ屋では専用の砂なんかも売っています。ところ変われば品変わる、の見本みたいな話ですよね。ちなみに sandbox には文字どおりの「砂箱」つまり「猫のトイレ」の意味もあります。こどもも猫も一緒くた?(笑)

"Play nicely."
他の赤ちゃんやこどもが一緒のとき、現地のママが自分のこどもによくこう言います。直訳すれば「きちんと遊びなさい」だけど、「いっぱい遊んでいいわよ」って意味じゃないんです。同年輩の赤ちゃん同士でひとつのおもちゃを使っている場合にはこれは「仲良くあそびなさい」ってニュアンスになるし、年上のこどもに言えば「年下の子や赤ちゃんに注意して、踏んだり近くで乱暴にしたりしないであそびなさい」って注意になります。要するに他のこどもに配慮しなさい、って注意をうながす表現なんですね。日本語では一発で訳せる言い方がちょっと浮かびませんが、小さい頃から他人と一緒のときのマナーを意識させる効果はあると思います。白玉も遊具のところなどで、もっぱらこの言い方を見習ってました。

"How fast!"
これだけじゃ何のことかと思うでしょうが、白玉のおなかにるながいたころ、会話の流れで「二人目が産まれるんですよ」と言うと、たいていの人がこう返してきました。「え〜!もう(二人目)?早いですね!」って意味だと思います。こういう場合は fast を使うんですね。

"Is this your baby?"
これも前後の説明が要りますね。つまり公園などで複数のこどもを連れている女性がいたとすると、日本だと「そのきょうだいのママ」だと思ってまず間違いありませんが、こちらでは、付き添いというか保護者の人が必ずしも親ってわけじゃないんです。この質問が出てくる時、白玉の場合は(外見からはとても30代に見えなかったらしく;)高校生のベビーシッターと勘違いされたことがあるし、他のネイティブの子連れでも、ひとりが実子でもうひとりが親戚の子だとか、いろんなケースがあるんです。それだけいろんな人が助け合って育児をしているってことでしょうか。

【2002/4/7加筆】
"Ten more minutes?"
「あと10分で帰るからね!」公園で遊ばせるとき、現地のママやベビーシッターは撤収の10数分くらい前からこうしてこどもに声をかけます。せっかく集中している遊びを終わらせるのは親もこどももつらいもの。「あと5分」「3分」「1分」とまめに声をかければこどもも心の準備ができるかも。ただし言ったからには大人も言葉に責任が。もうちょっとだけ立ち話・・・などとずるずる過ごすこともなく、現地の皆さんは宣言した時間にさっさとおもちゃを集めて、こどもと消えていきました。



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