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さて、クラスの中で行き損ねた Maternity Tour(出産病棟見学会)に、この土曜日ようやく出席することができました。クラスは2時間だけど見学会だけなら無料で所要1時間。こども同伴不可のため、まやは白玉ダンナに預けてひとりで参加しました。 集合場所のクイーンズ正面玄関ロビーには、それらしい夫婦や妊婦が10数組、続々と集まっていました。定刻に少し遅れて係のお姉さん(といっても聴診器を胸にかけていたからちゃんとしたお医者さんなのかな?)が来て一枚刷りのレジュメを各ペアに配り、しばし説明。クラスを受けていない人のためか、当日の駐車場の利用方法や面会時間、持ち込む荷物のことなども簡単に説明がありました。そしていよいよお姉さんについてぞろぞろと院内へ向かい、入院受付コーナー(admission)の場所だけ確認してから入院病棟へ。アドミッションは各科共通らしく、産科病棟とは離れた場所にあるんです。で、いざ入院の際は、ここまで看護婦さんが車椅子で迎えに来てくれるとか。事務と医療を切り離してるって合理的! エレベーターで Queen Emma Tower という棟の最上階10階まで一気に上がるとそこが産科病棟です。エレベーターホールから海が見えるし、正面の家族待ち合いロビーのインテリアもおしゃれでどこかのホテルみたい。じゃあ病室は?というと、これもなかなか素敵なお部屋。淡いピンクの壁紙にはボーダー(幅広の模様テープ)が施され、壁の中央には、一室ごとに違うデザインという大きなハワイアンキルトが正面にかかっています。室内はゆったりしていて、ベッドのボードや置いてある家具も白木製。ベッドの上の衛生シーツと脇にある透明プラスチックの新生児用ベッドを見なければ、ホテルのツインルームにシングルベッドが置いてあるだけ、って感じで広々です。付き添いの人がゆったり座れる肘掛け椅子もありました。 このベッドで陣痛を乗り切ると、ベッドがそのまま分娩台に早変わり。天井も普段はきれいな壁紙だけど、いざ出産のときにはぱかっと開いて大きな医療用照明が出てきます。ベッドの反対の壁(キルトの隣)にはシャワールームがあり、部屋の入り口近くの一見クローゼットに見える白木のよろい戸の裏には、お産に使うさまざまな医療器具が備え付けてありました。こんな個室で出産できるとは、ちょっとうれしくなっちゃった(*^_^*) これが入院してすぐ入る陣痛出産室 (Labor & Delivery Room)で、出産が一段落したあとは、産褥室(Postpartum Room)に移動します。こちらは出産室よりややせまく、壁も地味で日本の病室に近い感じかな。でもちゃんと個室でシャワー完備です。 正常出産の場合は入院時間は24時間〜30時間。帝王切開を選んだ場合でも入院はせいぜい3日くらいだそうで、やはり入院期間は短い短い。その間に母子の検診や沐浴指導、おっぱい指導に食事など、けっこうあわただしいスケジュールになるみたい。「どうしても休みたい(take a rest)ときは看護婦に申し出れば、部屋のカーテンを閉め、面会もシャットアウトします」とわざわざ注意されました。 ちなみに赤ちゃんに異常がある場合、第一段階(healthy baby:問題ない赤ちゃん)と第二段階(sick baby:ちょっと問題のある赤ちゃん)はここの新生児室(nursery)で世話されたり、産褥室でママと一緒に過ごすことになるけれど、問題の第三段階(very sick baby:NICU<新生児集中治療室>に入るような赤ちゃん)になると、ここクイーンズから例の「カピオラニ母と子病院」に移されるそうです。 話は前後しますが、陣痛出産室と産褥室は同じ階でも違う方向にそれぞれまとまっていて、看護婦さんが連絡に使うホワイトボードも、廊下の別々の場所にあるんです。で、産褥棟のボードは(産まれた後だから)産婦の名字と婦人科・小児科の担当医師名が書き込まれているのですが、陣痛出産棟のボードの名前は産婦のイニシャルだけ。こんな細かいところにもプライバシーへの配慮が行き届いていて、感心しました。 あと、国際電話は(国際電話カードを用意しておけば)病室から直接かけられるし、日本で生後すぐ(下手すると初乳より先に投与されてしまう)ビタミンKのお薬も、こちらでは赤ちゃんがおっぱいを消化して排泄を始めてから投与されるそうです。産まれた赤ちゃんには何より先におっぱいを含ませる!って方針はかなり徹底されてるみたいで、ちょっと安心しました。さて、白玉の入院はどうなるかな? |
