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◆From Brenda to Jane-ブレンダからジェーンへの手紙-(13)◆
Brenda Manges Papadakis著 "Dear Jane - The Two Hundred
Twenty-Five Patterns from the 1863 Jane A. Stickle Quilt"
1996, Published by Wrights をテキストにして、p.132 を白玉だんごが翻訳しました。
文中の黒カッコは白玉の訳注や補足、赤カッコは原文にもあるカッコです。
Black letters in parenthesis are the transrator's notes,
but red letters including parenthesis are originally shown in the text.
3月15日
もっとも親愛なるジェーン、
あなたの創造的才能には驚嘆させられっぱなしよ。教師として、あなたがどれだけ正式な教育を
受けたのかが気になってしかたないの。あなたの幾何の知識はお針子としての腕前よりも、
ずっとずっと優れていたと思うのよ。だからあなたが中等教育を終了していたと確信するわ。
(secondary education<11歳〜16歳または18歳向けの教育を指す。日本の中学・高校相当か>)
あなたのお父様は遺言で、遺産をあなたの「扶養と教育」に使うよう言い残しているわ。明らかに
あなたのご家族にとって教育は重要だった。あなたの受けた教育は何だったの?ジェーン。
(14歳のときに)お父様が亡くなってからは、全寮制の学校に入ってしまったの?情報が少なすぎて判らないわ。
ひょっとしたらあなたはウォルター(Walter A. Stickle<当時の国勢調査にジェーンの夫と記録されている男性>)
と結婚して農家の妻になる前は、教師だったかもしれないわね。トーマス・ダブリン(Thomas Dublin)の
『変貌する女性労働(Transforming Women's Work)』によると、19世紀の女性教師はたいてい10代で
教え始め、結婚によって辞めたそうね。(『大草原の小さな家』のローラも19世紀終盤に同様に教師をしていた)
サラ・ヘール((12)の12/17付の手紙に登場)のことをまた思い出したわ、ジェーン。彼女は
1829年から1869年までに雇われた女性教師がものすごく増えた、そのきっかけとなったのよ。
実のところ、女性はあらゆる職業に進出するべく、200年も努力してきた。わたしが一生の仕事を
選んだ1960年代までに、薬学部、法学部、理学部にはほとんど女性がいなかった。
数学の講座の多くでは、わたしが唯一の女子学生だったのよ。1960年代の女性の大多数は
教育か看護を学んでいた。あなたは何か言いたいこと、あるかしら?ジェーン。
19世紀の女性の発展について、引き続き追っています。変わるのにこんなに時間がかかるなんて
わたしには全く驚きだわ。21世紀を目前にして、やっと女性はほとんどの分野で一生の仕事を
選ぶようになったのよ。バンザーイ!(Hurrah!)
そしてあなたにもバンザーイ、ブレンダより

5月18日
最も親愛なるジェーン、
あの恐ろしい戦争のことを考えています。ヴァーモント州が「地下鉄道」
(Underground Railroad<奴隷制反対者たちによる逃亡奴隷支援組織>)に
あれだけ積極的にかかわっていたと知って、びっくりだわ!
ハリエット・タブマン(Harriet (Araminta) Tubman<1820?-1913、米国の奴隷制廃止論者で
Underground Railroadのリーダー>)が、ある奴隷一家をベニントンからルート7経由で
シャフツベリーまで導いた。彼らは南部から「酒飲みビョウタンを追って」("Follow the Drinking Gourd")の歌に
案内されてきたのよ。あなたの家はハイウェイ7号線の脇にあったわね、ジェーン。
あなたは彼らに安全な避難所を提供し、彼らをマンチェスターまで送り出したの?
戦争の間、女たちは(各ブロックの)中央が黒いログキャビンのキルトをつくったわ。
そのキルトは脱走奴隷たちにその家が避難所だってことを示すために、物干しヒモに吊るされたのよ。
ひょっとしたらあなたもそんなキルトをつくったかもしれないわね、ジェーン。それは今どこにあるの?
ルート7沿いに暮らしていた別のヴァーモントッ子のロウランド・トーマス・ロビンソン
(Rowland Thomas Robinson)は、「地下鉄道」にとても貢献したわ。彼と奥様は敬虔なクエーカー教徒で
フェリスバーグ(Ferrisburg)の彼らの家「ロケビー(Rokeby)」は現在博物館になっている。
あなたは彼らのことを知っていた?ジェーン。
わたしはあなたのことを知りたいわ、ブレンダより
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