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「ちくちく日記」バックナンバー(2002年8月)
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2002/8/2(金)
50州の次作「Colorado」は実物大の製図が済んで壁に貼られた状態だ。何日か食事のたびに
ながめていると、色や模様のアイデアがだんだん浮かんでくるので、それを待っている。
その間に今日はキャシーさんのベッドカバーのまつり縫いを、久しぶりに広げて少し進めたぞ。
3mm幅に針先で折り、3mm幅の針目でちくちくまつるのも、単純作業でけっこう楽しい。

2002/8/4(日)
ハワイアントートのキルティングもマイペースながら進んでいる。直径37cmのフープに
最初にかけた部分がそろそろ針目で埋まり、隣に移動できるかなってところ。ところがここで
またまた「初心者の疑問」発生。フープの中央付近はともかく、端のほう、木の枠ぎりぎりの部分って
どの辺までやればいいんだろう?張り方の加減かフープの仕様か、キルティングラインの向きに
よっては枠から2cmくらい中央よりの部分で、どうやってもシンブルを使うことができなくなる。
枠の周囲2〜3cmのところでキルティングをやめればいいのかな。縫い進めて枠にぶつかった糸は
残しておいて次の区画で続ければいいのかな。あ〜「フープかけかえ」のお手本が見たい。

2002/8/7(水)
半年以上前に放送された、映画『キルトに綴る愛』のビデオを観た。こどもたちがお昼寝中の
静かな昼下がり。エアコンで快適な部屋でベッドカバーのまつり縫いをしながらでも・・・と思ったら
ストーリーに視線が釘付け。手元はそっちのけで映像と字幕の読み取りに集中する2時間となった。
ラスト近くにはこどもたちも起きて加わったけど、ママの顔に涙流れてるね、どうしてだろうね?
まずストーリーの感想は「女性による、女性のためのおはなし」エンゲージブルーの気がある
結婚間近の女性のために、その祖母とご近所の奥さま連のキルティングビーがお祝いキルトを
完成させていく。初老の女性たちにはそれぞれ胸に秘めた過去があり、滞在中各自の回想に
つきあううちに、主人公の女性も自らの結婚観を固め、迷いをふりきっていく。できあがっていく
キルトに縫いこまれていく女たちそれぞれの思い出。さまざまなカップルの事例と経過によって
見えてくる、女の幸せとは。白玉自身も進行中のわが結婚生活について、いろいろ考えさせられた。
そしてキルター必見の、技術面の描写。キルティングビーで縫われていくキルトをフレームの下に
しゃがんで見上げている、子供時代の主人公。下から透けて見えるトップのデザインが秀逸だし、
今回のウェディングキルト同様、裏布はあまり柄が目だたないもの、どころか白無地を使っている
ことが判って、目からウロコだった。途中奥さまの一人が着ていたヨーヨーつなぎの透かしベスト。
壁に各自つくったパターンを並べてデザイン細部を詰めバランスをとっていく、会議の場面。
テーブルがなくても膝の上でたたっと縫ってしまう、昔ながらのピーシング風景。落としキルト。
そして忘れちゃいけないのが映画に登場したもう一枚のキルト。キルティングビーを仕切る役の
キルト名人の黒人女性が「曾曾祖母から受け継いだ」という、超・超・アンティークキルトだ。
主人公の女性のために久しぶりに持ち出され広げられたその古いキルトには、黒人女性の
曾曾祖母の人生と出会いもしっかり縫いこまれていた。コウノトリが赤ちゃんを運んでくると
信じられているのと同様に、カラスを追っていくと人生のパートナーに出会うと信じられているらしく
このキルトにも今回映画内でつくられたウェディングキルトにも、カラスのデザインが入り、
ストーリーの中にも象徴的に登場していた。モチーフの裏の象徴性にもお国柄があるのかな。
まだまだあるかもしれないが、アメリカ郊外一戸建ての素敵なリビングインテリアや、それを取り巻く
のどかな田舎町の風景なども印象的で、久しぶりに何度も見たい映画に出会えた気がする。
原題は "How to Make an American Quilt" (アメリカンキルトのできるまで)すてきな邦訳だったのね。

2002/8/8(木)
3月に完成し、ホームページのタイトルバックにも登場した青いソーイングケース。その後使い込んで
最近は中がこんな状態に(笑)ごちゃごちゃだけど「これさえ持ち歩けばOK」という白玉の大切な
「七つ道具入れ」になっている。ただ中央の針刺しがまんまるで、その場で下向きに転がっちゃうのが
危なかったため、今日はペレットを詰めたフィルムケースで中央に置ける深めの「針置き場」をこしらえた。
作業中の針だけは反対に、ここにいちいち刺すのが面倒なので、ペットボトルのフタでつくった
別のピンクッションを添え、仕事中は一時的にそこに刺せるようにした。フィルムケースは
このソーイングケースの仕切りに実にフィットする。あと二つ、ポケットにはフィルムケース製の
安全ピン入れと糸くず入れができている。道具の整備も進み、これでさらなる能率アップ?

<右上がフィルムケースの深針刺し、右下が一時針刺し。>

2002/8/10(土)
数年前に出た小説の日本語版で、アメリカ郊外の教会バザーに寄付されたキルトを指して
「キルティングの掛け布団」と訳してあるのに気がついた。「キルト」が日本で一発で
通じるようになったのは、ブームになったつい数年前から。それ以前には「パッチワーク」
「継ぎ物」「つぎはぎ細工」あるいは「刺し子のかけふとん」、米文学の翻訳家はさまざまな
言い回しで「quilt」という単語を日本人向けに説明しようと努力してきたようだ。キルトは
「(パッチワークなどでつくる)トップ」プラス「綿を当ててキルティング」という、全然違う作業の
組み合わせで完成する。そういう「キルトづくり」の本質が部分的にしか伝わらない訳になるから
昔の翻訳家さんははがゆい思いをしていたかもしれない。『赤毛のアン』や『大草原の小さな家』の
手芸シーンはあそことあそこ。原書で読んだあの一節はどう訳されていたっけな。「キルト」が
日本でもメジャーになってきた今、そういった過去の文学作品に登場するキルト関連の描写を
抜き出し集めたら、面白い研究になるかもしれない。単語「キルト」を使わずに、キルトを語る?

2002/8/12(月)
長野の白玉実家に夜到着。だが道中ボトルコーヒーを飲みすぎて、白玉だけが眠れない。
仕方ないので明け方3時〜5時くらいまで、誰も居ない洋室の椅子でフープを広げ、持参の
ハワイアントートのキルティングを少し進める。落としキルト、模様内部の線づくり、そして
周囲のウェーブキルト。前にやった部分より、針目も小さく、細かくそろってきたかしら?
そのせいか?折ったことの無かったキルティング針を2度もぼきっと折ってしまった。
掲示板などで「キルティング針が何度も折れて・・・」という書き込みを見て、以前はとても
信じられなかったけど、もう違う。やっぱ針は消耗品なのね。もっと常備しとかなきゃ。

2002/8/13(火)
パッチワークのブロックを撮影してサイズ調整すると画像全体が何だかぼやけてしまうのが、
白玉愛用のデジカメ君の弱点だった。「せっかくの面白いプリント模様だから、もっとはっきり
伝えられたらいいのに・・・」この要望に応えるべく、このたび新しいデジカメ君がやって来た。
早速ここまでの50州ブロック5枚を撮影してみると、をを!こんなにはっきり写るじゃん!!
「カリフォルニア」のフルーツ・お魚模様もこの通り。逆に縫いじわや柄合わせミスも目立つから
冷や汗タラリの気分だけれど、白玉好みのプリント柄を、他の皆さんとも共有できたらうれしいな。
というわけで、50州ブロックページの写真も全部入れ替えました。よかったら見てくださいね。

<左が今までの(25万画素)デジカメ、右が新しい(200万画素)デジカメ>

2002/8/18(日)
実家回りに同行したハワイアントートのトップは、空き時間にちょこちょこフープの前に座って
キルティングを進めた結果、全体の1/2ほどが完了。ただ持参の皮製シンブルたちが
同じ場所に針のめどを受けているうちに穴があいてしまい、指に刺さって痛い痛い。よって
今日は(こどもたちは台風でお留守番だけど)クルマを出した白玉ダンナに隣町の手芸店に
乗せてってもらい、シンブルを仕入れてきた。クロバー(国内の大手手芸用品メーカー)の
『コインシンブル』と『ワンポイントシンブル』。どちらも全体は皮製だが指の一部に当たる
部分に金属板や金具がはめてあり、指にフィットしてかつ穴があかないとの触れ込みだ。
コインシンブルの指の腹には丸いデコボコ金属板、ワンポイントシンブルには指の腹の部分に
小さなすり鉢のような立体的な金具が、それぞれ二重になった革の中に縫いこまれている。
・・・使ってみると白玉的には「コインシンブル」の勝ち。ちょっと広い金属板とデコボコのおかげで
右手中指に当てた針がシンブルに吸い付く感触があって進めやすかった。ワンポイントシンブル
のほうは確かに力が入りやすいけど、針を浮かすとめどの側がなめらかな金具の表面を
滑ってしまい、針の安定感がいまひとつという印象。まぁ人によって好みは違うんだろうけど。

2002/8/21(水)
2年以上使ってだいぶくたびれてきた、白玉のケイタイのネックストラップ。そろそろ新しい
のがほしいので心がけて探しているが、適当なヒモがなかなか見つからない。巷の製品は
幅が太すぎたり素材が硬すぎたり、はたまたよさげな素材でもデザインが・・・・だったり。
いっそ手提げのヒモをこしらえる要領で、布ヒモを編んで自分でこしらえようか。思案中。

2002/8/23(金)
ハワイアンキルトサークルLuanaの「海のFSQ」2枚目提出の締め切りが月末に迫っているので
深夜フリーザーペーパーでアップリケの下ごしらえ。一週間で間に合うだろうか・・・がんばろ。

2002/8/25(日)
久々に蒲田ユザワヤに行く。近所や行きつけの手芸屋にない用具やキルト綿を仕入れ
服地館コットン売り場で季節のプリント柄を冷やかしたり、100円ワゴンをあさったり。
パッチワークを始めたころと違い、最近はここでの買い物も必要最低限になっている。
今手がけている作品に必要な布、足りない道具を頭の中であらかじめ厳選してから
出向くようになったからかな。そういう絞った期待も裏切らない品揃えのよさに、感謝。

2002/8/26(月)
「海のFSQ」のアップリケを、ひまをみてコツコツ進めている。糸は一回15cmほどにカット
するとほつれないと聞いたけど、これは白玉の手の親指小指を広げた幅とほぼ同じ。
人によって違うんだろうけど、手バカリで糸をささっと計れるのは手間がかからなくていい。
あと3日でなんとか形にできるかな。郵送で間に合うようさらに気合を入れて仕上げよう。

2002/8/28(水)
「海のFSQ」2枚目<イルカ>が完成。月末必着に間に合ってよかった♪

<フリーザーペーパー式アップリケ、30cm四方。>

2002/8/30(金)
アイスコーヒーのペットボトル3本で、台所のラップ・ホイル類の収納スペースをこしらえた。明日から取り出し楽々♪

<上下をセロテープで印つけしてカット・そのテープで縁を処理・つなげて戸棚の下に透明ガムテープの輪で固定>

2002/8/31(土)
いつぞやの駅前カルチャーセンターのチラシがまた入ってた。「パッチワークキルト」講座通いを
思い立ち、すぐあきらめて久しいけれど、その後どうなって・・・あれれ、クラスがなくなっている〜!
前に通りがかりに立ち寄ったときには空席ありと言われた覚えが・・・その後も定員割れ続きだったのか?
かわりに秋期に新設されたのは、ビーズアクセサリーが数コース。ホビーの世界も流行の荒波?
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